新型プルームXとして販売開始された『Ploom X ADVANCED (プルームエックスアドバンスド)』。
旧型プルームXとの大きな違いは、加熱温度や自動加熱機能の有無などが挙げられるものの、正直マイナーチェンジぐらいの印象。
そうなると、まだ使っているプルームXは現役だけど、買い替えた方がいいのかな?と疑問に思っている人も多いだろう。
ってことで今回は、プルームXアドバンスドと旧型プルームXの違いについて、比較検証して詳しく解説していこうと思う。
- プルームXアドバンスドと旧型プルームXの違い
- プルームXアドバンスドと旧型プルームXの共通点
- プルームXアドバンスドに買い替えるべきなのか?
正当に進化したって感じだな
Ploom X ADVANCED (プルームエックスアドバンスド)の違いは?旧型プルームXと比較してみた
上記がプルームXアドバンスドと、旧型プルームXの比較表。正直スペックだけを見ると、加熱温度と充電時間以外に、それほど大きな違いは見られないような気がする。
しかし、実際に使用してみると、スペック表だけでは分からないような違いがあることが分かった。まあ、旧型プルームXが販売されてから2年以上の期間が空いたので、ある程度は進化してもらわないとこちらとしても困ってしまう。
これから、何が違うのか?について1つずつ詳しく紹介していくので、購入するべきかどうかの参考にして貰えればと思う。
加熱温度の違い
デバイス名 | 加熱温度 |
---|---|
プルームXアドバンスド | 320℃ |
旧型プルームX | 290℃ |
まず、旧型プルームXとプルームXアドバンスドの一番大きな違いとしては、加熱温度が290℃⇒320℃に上昇したことだろう。加熱温度が上がれば、そのぶん吸いごたえは強くなり、たばこ葉の味わいも濃くなるのは常識。
ただし、プルームXアドバンスドは、ただ加熱温度を上げただけじゃなく、新加熱技術“POWER HEATFLOW”搭載することで、緻密に計算された温度と気流のコントロールにより、たばこ葉本来の旨さを最初から最後まで愉しむことができる加熱式たばこデバイスとなっている。
プルームX専用たばこスティックの良さを限界まで引き出したイメージだな
充電時間の違い
デバイス名 | 充電時間 |
---|---|
プルームXアドバンスド | 約90分 |
旧型プルームX | 約110分 |
プルームXアドバンスドの充電時間は約90分となっており、旧型プルームXの110分より、充電時間が約20分間短くなっている。
たった20分と思う人もいるかもしれないが、急いで充電したい時や、1本でもいいから早く吸いたい時のストレスが軽減されるので、実際に使ってみると想像より便利になっていると感じると思う。
自動加熱機能の違い
プルームXアドバンスドになり、旧型プルームXには無かった、自動加熱機能が搭載されている。
たばこスティックを差し込むだけで、加熱がスタートされるので、今までボタンを長押しで加熱していた、ひと手間が省けるってわけだ。
正直、無くても問題は無い機能と思うが、実際に使ってみると、お楽しみの喫煙時間までがスムーズになるので、想像していたよりも快適さは増しているように感じる。
もし、自動加熱機能が起動しなくても、旧型プルームXと同じようにボタンを長押しすると、加熱がスタートされるので、その辺を心配する必要は無い。
販売価格/値段の違い
デバイス名 | 販売価格 |
---|---|
プルームXアドバンスド | 1,980円 |
旧型プルームX | 980円 |
プルームXアドバンスドの販売価格は1,980円となっており、2023年11月現時点での旧型プルームXの980円と比べると少し高い値段設定となっている。
ただ、プルームXの販売価格980円に関しては、11月21の販売終了に向けての在庫処分的な意味合いもあるので、それまでの販売価格である1,980円と同じ販売価格で販売開始されたと思った方がいいだろう。
さらに、旧型プルームXの販売開始当初は3,980円だったことを考えると、プルームXアドバンスドの1,980円は、出来る限り安い価格でデバイスを手に取ってもらいたいと言うことだと思う。
さらに!今なら期間限定割引キャンペーン中なので、新型プルームXアドバンスドが980円で買えるぞ
販売カラー・色の違い
デバイス名 | 販売カラー |
---|---|
プルームXアドバンスド | ブラック シルバー |
旧型プルームX | スレートグレイ シルバー |
プルームXアドバンスのデバイスカラーは[ブラック/シルバー]の2色販売されており、旧型プルームXのデバイスカラー[スレートグレイ/シルバー]から変更されている。
シルバーに関しては基本的に同じと思って問題ないと思うが、旧型のスレートグレイからブラックに変更されたことで、同じ黒系統の色でもより締まった印象を受けるようになっている。
同梱内容の違い
デバイス名 | 販売価格 |
---|---|
プルームXアドバンスド | プルームエックス アドバンスド デバイス USB Type-Cケーブル USB-C to USB-C ACアダプター USB-C クリーニングスティック |
旧型プルームX | プルームエックス本体 USB Type C™ ケーブル クリーニングスティック |
旧型プルームXのスターターキッドでは、ACアダプターは付属されていなかったが、プルームXアドバンスドのスターターキッドでは、ACアダプターも付属されるように。
さらに、これまでの純正ACアダプターより性能が上がり、電流-電圧が5V-1.5Aから5V-3Aに変更され、USBケーブルもUSB-C to USB-Cに変更されている。
充電時間が約90分になったと説明したと思うが、この約90分という充電時間は、同性能のACアダプターが必要となるので、旧型プルームXの時に使用していたACアダプターを使ってしまうと、充電時間が長くなってしまうので注意して欲しい。
スライドカバーの違い
旧型プルームXでは、スライドカバーが開かなくなったり、閉まらなくなったり、はたまたスライドカバー自体が取れてしまったりなんて、スライドカバーに不満を持っている人は多かった。
そんななか、プルームXアドバンスドが販売開始となり、スライドカバーの改善を期待していたって人も多かったはず。ただ、販売開始前の情報ではスライドカバー改善の情報は無く、私も自身もスライドカバーに関しては諦めていた。
しかし!実際にプルームXアドバンスドを購入すると、同梱されていた冊子にスライドカバーを改善したような記述を見つけることができた。
そこで、実際にプルームXアドバンスドとプルームXのスライドカバーを比較してみることに。旧型プルームXのスライドカバーは使っていくうちに、開きにくくなるので、まだ一度も使ったことが無い限定カラーのデバイスを引っ張り出してきた。
一見違いが無いようにも見えるが、よーく見るとプルームXアドバンスドの方は、たばこスティック挿入口の周囲が出っ張っていないことが分かると思う。恐らく、この改善によってスライドカバーの開閉による消耗を軽減しているんじゃないかと。
まだ、プルームXアドバンスドを使い始めて期間がたってないので、確実なことは言えないが、ある程度はスライドカバーの耐久性は上がっていると言えるのではないだろうか?
こうやって、何が違うか?を見ていくと結構あるものだな
Ploom X ADVANCED (プルームエックスアドバンスド)の共通点
ここまでは、プルームXアドバンスドと旧型プルームXの違いについて解説してきたが、念のために変わらないもの、共通点についても紹介していこうと思う。
吸えるたばこスティックは同じ
プルームX専用たばこスティック | 販売価格(税込) |
---|---|
メビウス(12種類) | 500円 |
キャメル(6種類) | 500円 |
プルームXアドバンスドでは、これまでと同じくプルームX専用たばこスティックを使用する。
現在プルームX専用たばこスティックは、全18種類販売されており、もし初めてプルームXアドバンスドを購入する場合であっても、豊富なフレーバーの中から好みのたばこスティックを見つけることが可能。
プルームX専用たばこスティックに「どんなフレーバーがあるのか?」については、実際に全種類のたばこスティックを吸ってみてレビューしているのでよかったら参考にしてみて欲しい。
連続で吸える本数は同じ
デバイス名 | 連続使用回本数 |
---|---|
プルームXアドバンスド | 20本 |
旧型プルームX | 20本 |
プルームXアドバンスドも旧型プルームXと同じく、連続使用本数は20本となっている。
この20本と言う数字はバッテリーの劣化を考慮した余裕を持った数字であり、実際のところは旧型プルームXはフル充電で約23本吸うことができた。
一応プルームXアドバンスドでも検証してみたところ、同じくフル充電で約23本と言う結果となったので、今までと同じ認識で問題ないだろう。
フロントパネルなどアクセサリー類も同じ
プルームXアドバンスドと旧型プルームXはデザインが同じなので、これまで旧型プルームXのアクササリーとして販売されていたフロントパネルなどは併用することができる。
もちろん、カバーやホルダー、ケースなど他のアクセサリーも併用可能なので、これまでのアクセサリーを買った人も、「使えなくなるかも」なんて心配する必要は無い。
アクセサリーが使えるのはありがたいな
プルームXアドバンスドを買うべき?
ここまで読んでくれた人なら、ある程度プルームXアドバンスドの違いについて理解してくれていると思うが、改めて購入するべきなのか?少し考えてみよう。
まず、プルームXアドバンスドは加熱温度が上がり、吸いごたえや喫味は向上しているが、それほど劇的な変化をしているわけじゃない。さらに、充電時間の短縮や自動加熱機能の搭載については、あったら便利ぐらいで、必ずしも必要では無いはずだ。
となると、現在あなたが持っているプルームXが現役なら、わざわざ買う必要は無いんじゃないかと。
ただ、プルームXアドバンスドは、販売開始の2023年11月21日10:00から2024年1月7日まで、販売開始を記念した期間限定割引キャンペーンが開催されており、新型のプルームXアドバンスドが980円で買えてしまう。
まあ、期間限定割引キャンペーンの期間中に980円で買えるなら、取り敢えず購入しておくのも全然ありだと思う。
Ploom X ADVANCED (プルームエックスアドバンスド)の違いについて┃まとめ
- 加熱温度がアップ
- 自動加熱機能を搭載
- 販売価格は同じ
今回は、プルームXアドバンスドと旧型プルームXの違いについて比較し、詳しく解説してみた。
まあ、驚くほどの進化はしていないものの、良い所はしっかりと残し、改善するべき点は改善されている、正当な進化をしていると思う。
ただ、「今すぐ絶対に買った方がいい」って、ほどじゃないので、旧型プルームXが古くなったり、壊れたタイミングで買うのが良いんじゃないかと。
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