IQOSイルマの販売が開始され、新しいアイコスが欲しいと思っている人は多いだろう。
しかし、IQOSイルマには、IQOSイルマとIQOSイルマプライム2種類のモデルがあり、どちらを購入すればいいのか迷ってしまう。
先に結論から言っておくと、基本的には見た目の違いだけなので、デザインが気に入った方を購入すればいい。ただし、販売価格が違うので、デザイン好みと価格差は考慮する必要がある。
ってことで今回は、IQOSイルマプライムとIQOSイルマは一体何が違うのか?について詳しく紹介していこうと思う。
価格差の分の価値がデザインにあるかどうかって話だな
IQOSイルマプライムとは?
IQOSイルマは、ブレードをなくし、たばこスティックの内部に金属製の誘熱体を搭載し加熱するシステム(スマートコア・インダクション・システム)を搭載した、まったく新しい加熱式たばこだ。
ブレードをなくしたことで、「掃除が面倒…」「ブレードが折れた…」「臭い…」など、これまでにあったアイコスの不満点が、全て改善されていると言っても過言ではない。
そんなブレードがない新型IQOS『IQOSイルマ』には、スタンダードモデルである『IQOSイルマ』とフラッグシップモデルの『IQOSイルマプライム』が販売されている。
その中で、ワンランク上のこだわりを追求した、IQOS最上位モデルと位置付けされているのが、この『IQOSイルマプライム』ってわけ。
ちなみに、IQOSイルマって何?って人は、下記記事にて詳しく解説しているので、よかったら先に見て欲しい。
IQOSイルマとは何ぞや?について詳細にレビューしているぞ
IQOSイルマプライムを開封
IQOSイルマプライムとIQOSイルマのパッケージの違いは、正面からみるとPRIMEの文字があるか無いかぐらいしかない。
ただし、サイド側にはデバイスモデルやカラーが絵で描かれているので、店舗で購入するときが、間違えないよう確認するといいだろう。
開封してみると、高級感と重厚感があるIQOSイルマプライムが姿をあらわした。ちなみに選んだ色は、オブシディアンブラックだ。
同梱内容
- ポケットチャージャー
- ホルダー
- USBケーブル
- ACアダプター
- 取り扱い説明書
IQOSイルマプライムキットに同梱されているのは、[ポケットチャージャー/ホルダー/USBケーブル/ACアダプター/取り扱い説明書]と必要なものは全て揃っている。
IQOSイルマをレビューした時にも言ったが、クリーニングキッドや綿棒が同梱されていないことで、掃除する必要がないことを実感できる。
ポケットチャージャー
IQOSイルマプライムのチャージャーは、これまで見たことがない形状をしている。
蓋の部分はレザー調(カラーバリエーションによって素材が違うみたい)になっていて高級があり、尚且つ持ち心地もいい。
蓋の開け閉めもマグネット式なので簡単で安心。ホルダー収納する場所をよく見てみると、落ちないようにカチャッとはめ込むタイプになっていて利便性も高い。
蓋の取り付け部分もマグネット式になっており、取り外すことができ、別売りのアクセサリーでカスタマイズが可能だ。
ホルダー
ホルダーに関しては、IQOSイルマと共通で、ブレードが無いタイプのホルダーになっている。
スティック差し込み口のリングも取り外し可能で、カスタマイズすることができる。
現時点では、ホルダーのみの販売は行っていないみたいだ
IQOSイルマプライムとスタンダードモデルIQOSイルマとの違いを比較
モデル | IQOS イルマプライム | IQOS イルマ | IQOS イルマワン |
ブレード | なし | なし | なし |
テクノロジー | スマートコア・インダクション・システム | スマートコア・インダクション・システム | スマートコア・インダクション・システム |
ホルダー連続使用 | 2回 | 2回 | 20回 |
ポケットチャージャー充電サイクル | 20回 | 20回 | _ |
喫煙可能時間/パフ数 | 6分or14パフ | 6分or14パフ | 6分or14パフ |
充電時間 | 135分 | 135分 | 90分 |
ホルダー サイズ/重さ | 101mm×14.5mm 30.5g | 101mm×14.5mm 30.5g | 121.6mm×30.6mm×16.4mm 68.5g |
チャージャー サイズ/重さ | 117.2mm×44.7mm×22.2mm 141g | 121.5mm×47mm×23.4mm 116.5g | _ |
コネクタの種類 | USB-C | USB-C | USB-C |
保証期間 | 6か月 (製品登録した場合12か月に延長) | 6か月 (製品登録した場合12か月に延長) | 6か月 (製品登録した場合12か月に延長) |
販売価格 | 9,980円(税込) | 6,980円(税込) | 3,980円 |
ここから、IQOSイルマプライムとIQOSイルマは何が違うのか?を比較していくが、まず知っておいて欲しいのが、IQOSイルマプライムとIQOSイルマには、性能や機能に違いは無いと言うことだ。
加熱温度や加熱方法も同じなので吸いごたえも同じ、何本吸えるかも同じと、基本的には見た目のみ違うと思って欲しい。
ただし、最新型のIQOSイルマワンに関しては、持ち運びに便利なホルダーとチャージャーが一体型のモデルとなっており、他のモデルとは機能や性能が違うので別記事にて詳しく解説している。
じゃあ何が違うのかを解説していくぞ
販売価格/値段の違い
モデル名 | 販売価格(税込) |
---|---|
IQOSイルマプライム | 9,980円 |
IQOSイルマ | 6,980円 |
性能や機能は全く同じだが、IQOSイルマプライムが9,980円とIQOSイルマが6,980円と、販売価格は大きく違う。
その価格差は3,000円と決して無視できるモノではない。IQOSイルマプライムにその3,000円以上の価値を感じるか?で比べてみると、どちらを選ぶかを決めやすいと思う。
チャージャーデザインの違い
IQOSイルマプライムとIQOSイルマで最も違うのは、チャージャーの形状が違うと言うことだろう。
IQOSイルマに関しては、これまでのIQOS3デュオとよく似ているが、IQOSイルマプライムは全く新しいタイプとなっている。
どちらも、不便なところなど無く快適だが、使い慣れた形状がいいのか?目新しい形状がいいのか?正直、甲乙つけがたい。
サイズと重さの違い
サイズに関しては、IQOSイルマプライム(117.2mm×44.7mm×22.2mm)、IQOSイルマ(121.5mm×47mm×23.4mm)と、長さ×幅×厚さ全てにおいて、IQOSイルマプライムの方が数ミリ小さい。
ただし!重さに関しては、IQOSイルマプライムの方が24.5g重いので、判断が難しい….小さくて重いか?大きくて軽いか?どちらかを選ぶことになる。
私は小さくて軽いデバイスを希望する!
カラーバリエーションの違い
IQOSイルマプライム | IQOSイルマ |
---|---|
・ゴールドカーキ ・オブシディアンブラック ・ブロンズトープ ・ジェイドグリーン | ・ぺブルグレー ・ぺブルベージュ ・モスグリーン ・アズールブルー ・サンセットレッド |
カラーバリエーションは、IQOSイルマプライムが4色、IQOSイルマが5色展開されている。
どちらのモデルも全く同じ色ってのは無いので、好みの色があるなら、そのモデルを選ぶのはありかもしれない。
コンビニ販売店舗の違い
IQOSイルマを販売するコンビニ | IQOSイルマプライムを販売するコンビニ |
---|---|
・セブンイレブン ・ローソン ・ファミリマート ・ミニストップ | ・セブンイレブン |
スタンダードモデルの『IQOS イルマ』は、大手コンビニの全てで販売しているが、フラグシップモデルの『IQOS イルマ プライム』は、現在セブンイレブンのみの販売となっている。
もし、IQOSイルマプライムをコンビニで購入する場合、セブンイレブン以外のコンビニに行っても売っていないので、注意しておこう。
アクセサリー(カバーやケース)の違い
IQOSイルマプライムとIQOSイルマは、形状が違うでの、それに伴うアクセサリーも違ってくる。
例えば、ラップカバーはIQOSイルマプライムしか付けれないし、ドアカバーはIQOSイルマしか付けれない。
他にも、フルラップカバーやスリーブなども販売されているので、アクセサリーが気になる人は先に見ておくこといいだろう。
アクセサリーも醍醐味の一つだしな
吸いごたえや性能は同じ
ここまでIQOSイルマプライムとIQOSイルマの違いを見て貰ったが、性能や機能に違いは無いことは忘れないで欲しい。
チャージャーの形状が違うだけでホルダーは全く同じ。もちろん、加熱温度も同じなので吸いごたえも全く同じだ。
何度も同じことを言うが、違うのはチャージャーのデザインのみ!これだけは忘れないで欲しい。
ホルダーは併用もできるしな
専用たばこは同じ
IQOSイルマプライムだろうがIQOSイルマだろうがアイコスイルマシリーズは、モデルに関係なく、専用たばこスティック『TEREA(テリア)』と『SENTEA(センティア)』を使用する。
TEREA(テリア) は20種類
TEREA(テリア) の種類
- テリア・レギュラー
- テリア・バランスド・レギュラー
- テリア・スムース・レギュラー
- テリア・リッチ・レギュラー
- テリア・ルビー・レギュラー
- テリア・ウォーム・レギュラー
- テリア・ボールド・レギュラー
- テリア・ミント
- テリア・メンソール
- テリア・パープル・メンソール
- テリア・イエロー・メンソール
- テリア・トロピカル・メンソール
- テリア・ブライト・メンソール
- テリア・ブラック・メンソール
- テリア・ブラック・パープル・メンソール
- テリア・ブラック・イエロー・メンソール
- テリア・ブラック・トロピカル・メンソール
- テリア・オアシス・パール
- テリア・サン・パール
テリアのフレーバーは現在20種類販売されており、これまでのマールボロヒートスティックと同じ銘柄のラインナップと、旧型のアイコスユーザーなら乗り換えは容易なんじゃないかと思う。
SENTEA(センティア)は13種類
廉価版のたばこスティック『センティア』も一気に新フレーバーが追加され、現在13種類のたばこスティックが販売されている。
ヒーツと同じフレーバーはもちろんのこと、全く新しいフレーバーも追加されており、よりたばこスティックの選択肢は増えている。
IQOSイルマプライムの評価。結局どっちがいいのか?
高級感は確かにある
IQOSイルマプライムは、最上位のフラグシップモデルと言うだけあって、随所に高級感みたいなものは確かに感じる。
デザインに違いがあるのは当たり前として、細かい点を挙げると、ポケットチャージャーのランプの点灯がちょっとオシャレな点灯の仕方だったり、アクセサリーのラップカバーなんかは、カラーだけじゃなく素材から違ったりする。
「他のモデルとは一味違うぞ!」と言う、こだわりは見て取れるしその努力は評価したい。
ただし値段は高い
高級感は感じるが、正直なところ販売価格9,980円は決して安くは無いと思う。
個人的にはデバイスの機能や性能が大事だが、デザインはオマケ程度。取り敢えず美味しくたばこスティックが吸えさえすれば何ら問題はない。しかし、価値観は人それぞれだし、デザイン重視の人もいるだろう。
ただし、チャージャーのデザインやアクセサリーの違いに3,000円払うだけの価値があるかどうか?は、ようく考えた方がいいだろう。
IQOSイルマプライムの方が持っている人が少ないってメリットもあるな
IQOSイルマプライムってどこで買えるの?販売情報
『IQOS ILUMA PRIME』販売店
- IQOS公式オンラインストア
- IQOSストア
- IQOSショップ(ヤマダ電気、免税店)
- IQOSコーナー(ドン・キホーテ系列一部店舗など)
- 全国のコンビニやたばこ販売店
アイコスイルマプライムの販売店舗は、現在[IQOS公式オンラインストア/IQOSストア/IQOSショップ/IQOSコーナー/全国のコンビニやたばこ販売店]となっている。
とくにデバイスの色とかにこだわりが無ければ、コンビニで買うのが一番手軽に購入できるが、コンビニはセブンイレブンしか販売していないので注意が必要。
まあ、個人的にはIQOS公式オンライストアで購入するのが製品登録も自動でしてくれるのでベストだと思う。
IQOSイルマプライムまとめ┃こんな人におすすめ
- IQOSイルマプライムのデザインが好き
- 値段が高くても気にしない
今回は、IQOSイルマプライムについてIQOSイルマとの違いを中心にレビューしてみた。
正直にぶっちゃけてしまうと、個人的にはIQOSイルマプライムじゃなく、スタンダードモデルのIQOSイルマでいいんじゃないかと思っている。
IQOSイルマプライムのデザインが好きで選ぶなら全然問題ないと思うが、個人的には、デザインの違いだけで、3,000円の価値があるとはどうしても…
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