アイコスイルマ専用たばこには『テリア』と『センティア』の2つの銘柄が販売されている。
『テリア』が先に販売されていたこともあり、なんとなくアイコスイルマのたばこスティックと言えば『テリア』のイメージが強い人が多いんじゃないだろうか?
しかし『センティア』の方が販売価格が安く手軽に購入できることもあり、『センティア』について気になっている人も多いはず。
アイコスイルマを購入すれば、必ずどちらかのたばこスティックを選ぶことになるので、一体「何が違うのか?」を知らなければ、選ぶこともままならないだろう。
ってことで今回はアイコスイルマ専用たばこである『テリア』と『センティア』の違いについて詳しく解説していこうと思う。
これから『テリア』と『センティア』違いについて、詳しく解説していくわけだが、そもそもアイコスイルマ専用たばことしての立ち位置やコンセプトが違うことを理解しておいて欲しい。
| テリア | センティア |
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コンセプト | 味わいで切り拓く、本物のたばこ体験 | 確かな品質、間違いない選択肢 |
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フレーバー | 個性あふれる香りが楽しめるフレーバー | バランスのとれたお馴染みのフレーバー |
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味わい | 革新的でアロマ豊かな、リッチな味わい | 誰もが楽しめる親しみやすい味わい |
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ラインアップ | 革新的でアロマ豊かな、リッチな味わい | 安心のスタンダードライン |
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上記の表を見てもらえば、アイコスイルマ専用たばことしての『センティア』と『テリア』の立ち位置の違いがなんとなく分かると思う。
まあ、『テリア』がアイコスイルマの可能性を最大限に引き出すたばこスティックなのに対し、『センティア』はアイコスイルマを多くの人に試してもらうためのたばこスティックってことなのかと。
もちろん、両者ともに良いところがあるので、その違いを知ることで、お気入りのたばこスティックを見つけやすくなるのは間違いないはず。
アイコスイルマを使用し続けていくうえで、美味しいと思えるたばこスティックを見つけることが一番大切なので、『テリア』と『センティア』の違いについて知っておいて損することは無いだろう。
銘柄 | 販売価格(税込) |
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テリア | 580円 |
センティア | 530円 |
アイコスイルマ専用たばこの販売価格は、『テリア』が580円、『センティア』が530円となっており、その販売価格には50円の違いがある。
たかが50円と侮ることなかれ、1日1箱で365日吸ったと仮定すると『テリア』より『センティア』のほうが18,250円もお得になる計算だ。お財布事情を考えるなら『センティア』を選んだ方がいいことは明白だ。
ただ、実際には『センティア』を吸っている人より『テリア』を吸っている人が多く、50円以上の価格差以上の価値を『テリア』に感じている人が多いということは知っておいて欲しい。
『センティア』がなぜ安いのか?については、別記事にて深掘りして説明しているので、気になる人は参考にしてみて欲しい。
銘柄 | たばこ葉 |
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テリア マールボロ | 地中海側で取れた高品質なタバコ葉 |
センティア ヒーツ | 世界中のタバコ葉を厳選したブレンド |
『テリア』と『センティア』では、使われているたばこ葉が違うことはご存知だろうか?
『テリア』では旧型アイコスの『マールボロ』と同じたばこ葉が使われ、『センティア』は『ヒーツ』と同じたばこ葉が使用されている。つまり、たばこスティックで最も重要と言えるたばこ葉がそもそも違うってわけだ。
使われているたばこ葉が違うってことは、価格はもちろん、味わいや香りにも違いが出てくるので、『テリア』と『センティア』の違いの根幹はたばこ葉の違いと言っても過言では無いだろう。
『テリア』と『センティア』で味わいや吸いごたえが違うのか?と疑問思う人もいると思うが、そもそものたばこ葉違うので、味わいや吸いごたえも当たり前に違う。
どんなふうに味わいが違うのか?については、『テリア』がたばこ感やコクがしっかりとあるのに対し、『センティア』は全体的にクリアな仕上がりに。それに伴い、吸いごたえも『テリア』の方がしっかり感じることができ、相対的に『センティア』はマイルドな吸いごたえとなっている。
ニコチン量に関しては『テリア』のみの研究結果しか発表されていないものの、実際に吸い比べてみると、『テリア』の方が『センティア』よりもニコチン量も多いことが分かると思う。
日本では『テリア』を吸っている人が多いイメージだが、日本人の嗜好に合うようにたばこ感やコクを感じられるように開発されていることも大きな要因だ。逆に『センティア』は海外市場に合わせたブレンドとなっているぶん、日本では遅れを取っている。
ただし!『センティア』は海外では『テリア』よりもメージャーだし、日本でも『センティア』の方が美味しいと言っている人も多いことは知っておいて欲しい。
臭いに関しては大きな違い無いが、『センティア』より若干『テリア』の方が臭いが強い。
ただ、アイコスイルマは新加熱方式「スマートコア・インダクション・システム」を採用し、たばこ葉を直接加熱する方式を取りながらも臭いはかなり抑えられるようになっている。
どちらのたばこスティックも、紙巻きたばこや旧型アイコスと比べると臭いは少ないので、その辺は理解しておくべきだろう。
まあ、アイコス臭が苦手って人は、『センティア』の方がマシぐらいのに思っておくのがベストなんじゃないかと。
現在、テリア』が21種類、『センティア』が14種類のフレーバーが販売されており、それぞれ選べるフレーバーが違ってくる。
『テリア』では現在、レギュラータイプが7種類、メンソールタイプが3種類、フレーバーメンソールタイプが11種類販売されており、合計全21種類の中から好みのフレーバーを選ぶことができる。
旧型アイコスで『マールボロ』を吸っていた人には同じみのフレーバーがあるはもちろん、アイコスイルマになってから追加されたフレーバーも数多く存在し、豊富な選択肢があるのも『テリア』の魅力の一つだろう。
センティアの方は現在、レギュラータイプが6種類、メンソールタイプが4種類、フレーバーメンソールタイプが4種類、合計14種類のフレーバーの中から好みのフレーバーを選べるようになっている。
『テリア』と比べると、どうしても選択肢は少なく感じるが、14種類もあれば美味しいと思えるフレーバーを見つけることも難しくないはず。
銘柄 | 製造国 |
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テリア | イタリア/ギリシャ/大韓民国/ルーマニア |
センティア | イタリア/ギリシャ |
参考資料
直接関係するかどうかは不明だが、実は『テリア』と『センティア』では製造国に違いがある。
たまに『テリア』より『センティア』の方がたばこスティックの作りが甘いなんて話を聞くが、製造されている工場が違うのことが、もしかしたら関係しているのかもしれない。
ここまで『テリア』と『センティア』の違いについてを説明してきたが、もちろん共通点もある。基本的な情報になってしまうが『テリア』と『センティア』を購入する前に振り返っておくといいだろう。
スクロールできます
| IQOS イルマプライム | IQOS イルマ | IQOS イルマワン | IQOS 3 デュオ | IQOS 3 マルチ |
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ブレード | なし | なし | なし | あり | |
加熱方法 | スマートコア・インダクション・システム | スマートコア・インダクション・システム | スマートコア・インダクション・システム | ヒートコントロールテクノロジー | ヒートコントロールテクノロジー |
TEREA(テリア) | 吸える | 吸える | 吸える | 吸えない | 吸えない |
SENTIA(センティア) | 吸える | 吸える | 吸える | 吸えない | 吸えない |
マールボロ ヒートスティック | 吸えない | 吸えない | 吸えない | 吸える | 吸える |
ヒーツ | 吸えない | 吸えない | 吸えない | 吸える | 吸える |
『テリア』と『センティア』は、両方ともアイコスイルマシリーズで吸うことができ、[IQOSイルマ/IQOSイルマワン/IQOSイルマプライム]の3つのモデルで喫煙可能となっている。
加熱ブレードが内蔵されている旧型アイコスでは吸うことができないので、『テリア』と『センティア』を吸うためには、アイコスイルマシリーズが必要ってことは知っておいて欲しい。
『テリア』と『センティア』で販売店舗に違いは無く、多くの販売店舗で購入することが可能。
恐らく多くの人が購入するであろう、全国のコンビニでも『テリア』と『センティア』は基本的に全種類販売されているため、売り切れていない限り購入できないってことは無いはずだ。
さて『テリア』と『センティア』の違いについて一通り説明したきたが、一体どっちがオススメなのか?だけ知りたい人もいると思う。
しかし正直こればっかりは、人によって違うとしかお答えすることができない。
例えば、あなたが重視する点が吸いごたえや濃い味わいなら間違いなく『テリア』だし、コストパフォーマンスを重視するなら『センティア』を選んだ方がいいだろう。
私個人の話をすると、『テリア』の方が味わいが好みだが、基本は安い『センティア』を吸い、たまにご褒美として『テリア』を吸っているって感じ。
まあ、たばこ代の事を気にしないなら『テリア』で、ちょっとでも安い方がいいなら『センティア』を選ぶのが無難なんじゃないかと。
今回は『テリア』と『センティア』の違いについて詳しく解説してみた。
長々と違いについて語ってきたが、ぶっちゃけ『テリア』と『センティア』を吸い比べてみるのが一番早いと思う。
それで50円の価格差が納得できるかどうかで判断するのが今のところベストな選び方だと思う。
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