PMJ(フィリップ モリス ジャパン)の最新型アイコス『IQOS ILUMA(アイコスイルマ)』の販売が開始された。
アイコスと言えば、日本の加熱式たばこ市場における覇者。加熱式たばこユーザーの70%がアイコスを吸っているのが今の現状だ。
そんなアイコスから大幅に進化、否!全く新しいアイコスが販売されたとなれば、「吸いごたえはあるのか?」「臭いはどうなのか?」など、気になることはたさくんあるだろう。
ってことで今回は、IQOS ILUMA(アイコスイルマ)について、口コミや評判を調査し、実際に使ってみて評価していくので、よかったら参考にして欲しい。
待ちに待った新型アイコス…楽しみすぎる!
IQOS ILUMA(アイコスイルマ)って何?
アイコスイルマは、 PMJ(フィリップ モリス ジャパン)から新しく販売される新型アイコスのこと。
最大の特長として、新技術『スマートコア・インダクション・システム』を採用し、加熱方法を大幅に変更。ブレードをなくしても、これまでアイコスと同様のたばこ体験を実現している。
これまでのアイコスユーザーの不満と言えば、「ブレードが折れた」 「ブレードの掃除が面倒」 など、ブレードがあることによる不満点が多かった。
吸いごたえそのままに、不満点を全て解決した、全く新しいアイコス。それこそがアイコスイルマってわけだ。
IQOS ILUMA(アイコス・イルマ) の特徴
アイコスイルマの特徴を見る前に、ざっくりとアイコスイルマの商品概要をみておこう。
まず、アイコスイルマには3種類のモデル、スタンダードモデルの『IQOS イルマ』と、フラグシップモデルの『IQOS イルマプライム』、コンパクトモデルの『IQOS イルマワン』が存在する。
IQOS イルマとIQOS イルマプライムに関しては、性能やスペックに違いはなく、デザインの違いのみなので、見た目の違いが値段の違いと思って貰ってくれていい。
旧型のIQOS 3シリーズとの大きな違いとしては、ブレードの廃止とブレードを廃止したことによる加熱方法の違いくらいだろう。
あと、ホルダーやチャージャーのサイズも若干だが大きくなり、重さもそのぶん重くなっているようだ。
最新モデルの『IQOS イルマワン』に関しては、ホルダーとチャージャーが一体型のモデルとなっており、他のIQOSイルマシリーズと性能や機能が違うので別記事にて詳しく解説している。
それじゃあ、アイコスイルマの特長を見ていこう
ブレード廃止!スマートコア・インダクション・システム
アイコスイルマの最大の特徴と言えば、ブレードを廃止したことだろう。
これまでのアイコスは、ブレードで直接タバコ葉を加熱することで、より強い吸いごたえを実現し、その吸いごたえこそが加熱式たばこ市場におけるアイコス一番の魅力であった。
しかし、ブレードには、「ブレードの破損」や「定期的なクリーニングが必須」などデメリットもあり、唯一の弱点もブレードによるものと言った状況だった。
そんなブレードを廃止し、それでも変わらない吸いごたえを実現したのが、この『スマートコア・インダクションシステム』によるものだ。
スマートコア・インダクションシステムは、IQOSイルマ専用たばこスティックに内蔵された誘熱体により、内側からたばこ葉を加熱することができる。
今までみたいに面倒な掃除は必要なし
ブレードが無くなったことで一番嬉しいのは、使用後のクリーニングが必要なくなったことだろう。
内側から加熱する上に、たばこスティックの下部にもフィルターが設置されているので、たばこ葉が本体に落ちることもない。
となると、ほぼほぼクリーニングする必要はない。数箱吸ったら掃除する、そんなアイコス生活から解放されるってわけだ。
掃除。くそ面倒だったもんな
TEREA(テリア) たばこスティック について
- テリア・レギュラー
- テリア・バランスド・レギュラー
- テリア・スムース・レギュラー
- テリア・リッチ・レギュラー
- テリア・ミント
- テリア・メンソール
- テリア・パープル・メンソール
- テリア・イエロー・メンソール
- テリア・トロピカル・メンソール
- テリア・ブライト・メンソール
- テリア・ブラック・メンソール
- テリア・フュージョン・メンソール
- テリア・ブラック・パープル・メンソール
- テリア・ブラック・イエロー・メンソール
- テリア・ブラック・トロピカル・メンソール
- テリア・テリア・ルビー・レギュラー
- テリア・ウォーム・レギュラー
- テリア・ボールド・レギュラー
- テリア・オアシス・パール
- テリア・サン・パール
アイコスイルマのたばこスティックは、これまでのアイコスのたばこスティックとは別に、アイコスイルマ専用たばこスティック『TEREA(テリア)』として、販売されている。
テリアは現在、レギュラータイプが7種類、メンソールタイプが13種類と、全20種類のフレーバーがあり、販売開始から多くのフレーバーの中から好みを選ぶことができる。
どのフレーバーか迷っているなら下記を参考にしてくれ
TEREA(テリア)アイコスイルマ専用スティック全20種類のフレーバーを吸ってみた感想┃人気の味やおすすめを紹介
センティアは現在13種類のフレーバーを展開
アイコスイルマ版ヒーツの『センティア』は販売開始当初こそ限定的な地域でのみの販売だったが、現在は全国で販売されている。
センティアの販売価格は530円。テリアと比べて50円も安くお財布に優しいタバコスティックと言えるだろう。
新フレーバーもどんどん追加され、現在は13種類のフレーバーが販売されている。できるだけ喫煙コストを抑えたい人は、センティアを試してみるといいと思う。
センティアについて詳しく知りたい人は下記記事を参考にして欲しい。
IQOS ILUMA(アイコス・イルマ) 値段/価格情報
商品名 | 販売価格(税込) |
---|---|
IQOS イルマ | 6,980円 |
IQOS イルマプライム | 9,980円 |
専用たばこスティック『TEREA』 | 580円 |
アイコスイルマの本体価格は、スタンダードモデルのIQOS イルマが6,980円、フラグシップモデルのIQOS イルマプライムが9,980円となっている。
個人的には、モデルによっての性能差が無いので、スタンダードモデルのIQOS イルマの方でいいんじゃないかと。デザインに高級感があるからって流石にIQOS イルマプライムの9,980円は高く感じてしまう。
専用たばこスティックの『TEREA』の販売価格は全種類580円となっているので、取り敢えずアイコスイルマを吸うためには、1万円弱のお金が必要ってわけだ。
値下げされたけど、まだお財布に厳しいな…
どんな色があるの?カラーバリエーション一覧
IQOSイルマ | IQOSイルマプライム |
---|---|
・モスグリーン ・ぺブルベージュ ・ぺブルグレー ・アズールブルー ・サンセットレッド | ・ゴールドカーキ ・オブシディアンブラック ・ブロンズトープ ・ジェイドグリーン |
アイコスイルマのカラーバリエーションは現在、IQOSイルマが5色、IQOSイルマプライムが4色となっている。
販売店舗によって在庫が違うので一概には言えないが、IQOSショップでの人気色は、IQOSイルマの一番人気がサンセットレッド、IQOSイルマプライムの一番人気がジェイドグリーンらしい。
まあ、自分が気に入った色が一番イイと思うぞ
IQOS ILUMA(アイコスイルマ)の評判と口コミをチェック✔
- アイコスの悪いとこが全てなくなった
- アイコスの芋くさい匂いがイルマになって消えてる
- IQOSイルマは、まったくゴミ出ないから楽!
- IQOSイルマになってから吸いごたえがクリアで美味い
- アイコスイルマは、オートスタートが無茶苦茶快適
- 新型アイコス、値段が高すぎる
- IQOSイルマは、キック感が少し弱い
- 新型アイコス、でかいし重い…
- アイコスイルマ気になるけど、安いたばこスティックが無い
アイコスイルマを試して見る前に、アイコスイルマの評判や口コミをSNSなどで調べてみたが、かなり好評のようだ。
まあ、まず最初に思ったのが、他の加熱式たばこと比べても、圧倒的に購入した人が多い!!流石はアイコス、アイコスブランドってだけで、加熱式たばこユーザーは信頼して購入できるのだろう。
さらに、既存のアイコスユーザーからの以降だけでなく、これまで加熱式たばこや紙巻きたばこを吸ったことが無いユーザーにも多く受け入れられている点にも注目しておきたい。
良い評判としては、やはりブレードが無くなったことにより、メンテナンスが不要になったことを喜んでいる人が多い。あとは、臭いが軽減されているって人も結構いるみたいだ。
目立った悪い意見は無かったが、販売価格が高すぎるとか、キック感が少し弱いなどと、不満点がある人も一定数いることは知っておいて損はないだろう。
流石は、アイコスって感じだな
IQOS ILUMA(アイコスイルマ) を徹底レビュー
少し前置きが長くなったが、ここから実際にアイコスイルマをレビューしていく。
まずパッケージを見てみると、これぞアイコスと言ったところ、高級感だけじゃなく、実際に開封してみると、利便性も高い梱包方法で驚いた。
開封してみると、これまでのアイコスと同様、ポケットチャージャーとホルダーに分かれるタイプであることが分かる。
一応アイコスイルマプライムも購入しているが、性能や機能に違いはない。なので今回は、多くの人が使用するであろう、スタンダードモデル『IQOSプライム』をレビューしていくことにする。
アイコスイルマプライムとの違いについては、別記事にて詳しく解説しているぞ!
【レビュー】IQOSイルマプライムの違いとは?通常版IQOSイルマと比較してみる
同梱内容
- ポケットチャージャー
- ホルダー
- USBケーブル
- ACアダプター
- 取り扱い説明書
IQOSイルマキットの同梱内容は、こんな感じ。最近の加熱式たばこキッドには無い、ACアダプターもちゃんと付属されている。
注目点としては、これまで当たり前にあった、綿棒などのクリーニングキッドが存在しないことだろう。本当にメンテナンス不要なのだと実感することができる。
ポケットチャージャーのデザイン
私が選んだカラーは、モスグリーン。理由は、公式ページで一番押されてる感じがしたからww
ポケットチャージャーの形状や端子やボタンの配置などは、IQOS3デュオとよく似ているので分かりやすい。ただ、これまでの素材と違い、マッドでざらざらした素材となっているのが印象的。
ドアカバーもIQOS3デュオと同様に取り外し可能。アクセサリーを購入するとカスタマイズすることができるようだ。
IQOS3デュオのドアカバーとの互換性はないぞ!
ホルダーのデザイン
ホルダーに関しては、見た目から結構変わっている。
一番大きな変化と言えば、ブレードを廃止したことだが、それに伴い、これまでに合ったキャップ(スティック抜くときスライドするやつ)が無くなり、スッキリして見える。
ホルダーは、IQOSプライムも全く同じだぞ
IQOS3DUOとの比較
折角なので、IQOS3DUOと比較してみた。
実際に比べてみると、パッと見て分かるぐらいには、アイコスイルマの方が、ポケットチャージャーもホルダーも大きい。ホルダーが約9mm長くなっているのは知っていたが、思ったよりも大きく見える。
重さも、ホルダーとチャージャーが各8.5gづつ重く、合わせると17gも重くなっているので、セットした状態で持ってみると、ずっしりと重みを感じる。
アイコスイルマの使い方
- IQOSイルマ専用たばこスティックの挿入
(自動的に加熱開始) - 使用開始
(ホルダーが振動し、ライトが点灯) - 終了前の通知
(残り30秒間または残り二口になると、ホルダーが振動し、白いライトが点滅) - IQOSイルマ専用たばこスティックの取り出し
アイコスイルマの使い方は、驚くほど簡単!自動加熱機能を搭載しているので、専用たばこスティックを差し込めば、あとは約20秒間待って吸うだけ。
他にも、ホルダーをダブルタップとか使用の合間にホルダーを手前に傾けたりすれば、デバイスの残りの使用時間と使用可能回数が確認できたりするけど、分かりにくいし、個人的には必要ないと思うww
ボタンは、自動加熱機能が壊れたときの予備ってことだろうな
何本・何回吸えるのか?
何本・何回吸えるのか?
- ポケットチャージャー:フル充電(約135分)で20本
- ホルダー:2本連続
アイコスイルマは、フル充電で約20本吸うことができる。一度の加熱でホルダーも2本連続と、これまでのアイコスと同じで、何本吸えるかについての変化は無い。
何回吸えるについても、一度の加熱で14回吸い込むか約6分間と、これまのアイコスと同じになっている。
まあ、これ以上増やす必要はないな
TEREA(テリア)を理解する
アイコスイルマとは何なのか?を知るためには、アイコスイルマ専用たばこ『TEREA(テリア)』について理解しておく必要がある。
パット見るとこれまでのたばこスティックとそれほど変わらないほうに見える。
しかし、底面を見てみると、吸い口だけじゃなく底面にもフィルターがあり、たばこ葉見えないようになっており、これまでのたばこスティックとは全く違うことが分かる。
ホルダーに差し込み加熱しても、ホルダーにたばこ葉は触れず、さらにたばこ葉が全く落ちない構造になっているわけだ。
加熱したあとの、たばこスティックを分解してみたら、たばこ葉の中心部に金属片が埋め込まれていた。
この金属片が、加熱されることで、内部からたばこ葉が加熱され、満足できる吸いごたえになるってわけだ。
これ思いついた人は、天才だな
IQOS ILUMA(アイコスイルマ)を吸ってみた感想と評価
吸いごたえはこれまでと同じ
ここだけの話、実際に吸ってみるまでは、ブレードを廃止しても吸いごたえが変わらないなんて嘘だと思っていた…ただ実際に吸ってみると、吸いごたえに関しては、ほぼほぼ同じ。これまでと同じく、満足できる吸いごたえだった。
あなたがもしアイコスを吸ったことがある人なら、あなたが吸ったアイコスと、同じ吸いごたえと思ってもいいだろう。
ただ、若干味わいが全体的にスッキリしているので、最初のうちは軽く感じる人も中にはいるかもしれないが、間違いなく慣れるので問題はないと思う。
加熱温度も、これまでのアイコスと同じらしい
味わいはクリアに
一通りのテリアを吸ってみた感想としては、これまでより全体的にスッキリとしたクリアな味わいになっていると思う。
雑味が少なくなったのか?これまでのアイコスより吸いやすい。もしかしたら、アイコスが無理だったって人も吸えんじゃないかな?そんな感じ。
普段からろくに掃除していない、アイコスを吸っているから、余計にそう感じるのかもしれないけどw
臭いは確実に減っている
事前情報では、あまりプッシュしていなかった気がするが、臭いは確実にマシになっている。
ブレードが無いからか?たばこ葉に蓋がされているからなのか?定かではないが、吸っている最中も、吸い終わった後も、臭いの軽減はされているのは確実だ。
全然臭いがしないわけじゃないが、グローとかよりマシだと思う。もしかしたら、あれほど聞いた「アイコス臭い!」の声がこれから聞こえなくなるかもしれない。
ちょっと重いかも
個人的に不満点があるとすれば、少し重い…IQOS3DUOの時でも重く感じたのに、さらに重くなってしまった。
別にカバンに入れとけばいいだけの話なんだが、私のようなカバンを持たない派なら、ポケットに入れて持ち運ぶのは辛いかもしれない。
デメリットは、ほぼ無い
アイコスイルマを吸い始めてから、半年以上経った感想としては、これまでのアイコスから乗り換える心配(デメリット)は、ほぼほぼ無いと思う。
吸いごたえやキック感が減ったと言う意見もあるが、そう感じるのは最初のうちだけ。慣れたら、アイコスイルマのほうが味わいがクリアになったぶん美味いと感じる人が多いはず。
これまでのアイコスと比べ「臭いが低減され掃除いらず」これだけアイコスイルマを使用するメリットがあるのに、未だに旧型アイコスを使用する人の気持ちが分からない。
まあ、デバイスを買うお金は必要だが…
IQOS ILUMA(アイコスイルマ) ってどこで購入できるの?
『IQOS ILUMA』販売店
- IQOS公式オンラインストア
- IQOSストア
- IQOSショップ(ヤマダ電気、免税店)
- 全国のIQOS取り扱いたばこ店
- 全国のコンビニ
アイコスイルマの販売は、すでに全国で販売が開始されている。
恐らく、コンビニで購入する人が多いと思うが、売り切れてしまっている可能性が高いので、他の販売店があることも知っておいた方がいいだろう。
まあ、アイコスの会員なら割引もあるし、今ならIQOS公式オンラインストアのみ期間限定キャンペーン開催中と、IQOS公式オンラインストアで購入するのがベストじゃないだろうか?
IQOS ILUMA(アイコスイルマ) はこんな人におすすめ┃まとめ
- アイコスを吸っていて臭いが気になっていた
- アイコスが好き
- 多少値段が高くても気にしない
今回は、アイコスイルマについて詳しく解説&レビューをしてみた。
「加熱式は、新次元へ。」この言葉が似合う加熱式たばこは、アイコスイルマ以外にないだろう。それほど、ブレードを廃止してもこれまでと変わらない吸いごたえを実現した技術に驚いた。
今までアイコスを吸っていた人はもちろん。はじめて加熱式たばこを吸う人も、このアイコスイルマならきっと満足するだろう。
ただ、アイコスイルマは、決して安くない。安い加熱式たばこもたくさんあるなか、アイコスイルマを選ぶ理由は明確にしておいた方がいいかもしれない。
コメント
コメント一覧 (2件)
iQOSイルマワン使って居るんですが、加熱式は、何を吸っても糞まずくて、口の中の喉辺りが新聞紙を燃やした後の臭いが残って気持ち悪くなる?
コメントありがとうございます。
そもそも、加熱式たばこが合わないって人も、中には一定数いらっしゃいます。
イルマ自体は加熱式たばこの中でも吸いやすい部類だと思うので、難しい問題ですね。
私が提案してもいいなら、グローハイパー用の『ケント ネオスティック トゥルー リッチ クリア』とかは、
加熱式たばこっぽい臭いが少ないので、試してみるのもありかもしれません。