ノンニコチンスティックと言えば、旧型アイコスをはじめとしたブレード型の加熱式たばこデバイスで使用するモノと言うイメージがまだまだ強い。ただ、アイコスイルマに対応したノンニコチンスティックを待ち望んでいる人も最近になって徐々に増えてきていた印象。
そんな中、アイコスイルマでも使用できるノンニコチンスティックとして、いち早く登場したのがThe Third IZUMI(ザサードイズミ)だ。
ってことで今回は、The Third IZUMI(ザサードイズミ)を実際に購入してみたので、販売情報や吸ってみた感想について詳しく紹介していこうと思う。
ノンニコチンスティックも進化したな
The Third IZUMI(ザサードイズミ)とは?
ザサードイズミは、最新型加熱式デバイス(アイコスイルマ)専用たばこスティックの代わりとなる、ニコチンゼロの茶葉スティック。
もともと、「第3のタバコあらわる」のコンセプトのもと、旧型アイコスで使用するザ・サードとして販売開始されていたが、ノンニコチンスティックとして後発組だったこともあり、正直存在感がある方では無かった。
しかし、アイコスイルマの販売が開始されたことにより形勢逆転。これまでとは違う加熱方式であるアイコスイルマにいち早く対応し、アイコスイルマで吸えるノンニコチンスティックと言えば、ザサードイズミって存在なりつつある。
カプセルを搭載することで吸いごたえも満足、鹿児島県産の上質な茶葉を使用することで芳醇な香りと味わいに、さらに安心・安全の国内自社工場で製造と、今一番期待できるアイコスイルマ対応のノンニコチンスティックと言っても過言ではないだろう。
対応デバイスについて
ザサードイズミを吸うためのデバイス本体は、公式サイトでは最新加熱式バイスや誘導加熱式デバイスと説明されていはいるが、基本的にはアイコスイルマと理解しておけばOK。
厳密にはアイコスイルマ互換機でも吸うことが可能だが、旧型アイコスとは違いアイコスイルマなら性能面での不満点は無いし、アイコスイルマワンなら販売価格も安いと、現時点で互換機をわざわざ購入するメリットは無いと思う。
フレーバーは5種類
- エメラルド・ミント
- ブラック・メンソール
- ブライト・ブルーベリー
- リッチ・レギュラー
- ディープ・メロン
ザサードイズミのフレーバーは、現在[エメラルド・ミント/ブラック・メンソール・ブライド・ブルーベリー/リッチ・レギュラー/ディープ・メロン]の5種類販売されている。
まあ、需要の高いベターなフレーバーは揃っているし、ディープ・メロンみたいな変わり種もあるので、不満に思うことはないだろう。
ただし!ディープ・メロンに関してはAmazon限定のフレーバーとなっているので、注意しておいて欲しい。
一番人気はブラック・メンソールらしい
害はあるのか?安全性について
ザサードイズミに害があるかどうか?については、先に結論から言っておくと、全くの無害ってわけではない。
普通の加熱式たばことは違い、たばこ葉を使用せず茶葉を使用しているため、もちろんニコチンゼロ。しかし、茶葉であろうと物質を加熱するにあたり、微量の有害物質が発生(厳密にはタールではない)してしまう。
ただし、加熱式たばこと比べても僅少であることから、人体への影響は少ないと考えられているので、基本的には安心して吸ってもらって大丈夫。
そのうえ、ザサードイズミに関しては、国内製造で厚生労働省が定める衛生管理の国際的基準「HACCP(ハサップ)」認証をはじめ、品質マネジメントシステム規格「ISO9001」認証も取得していることから、他のノンニコチンスティックと比べても安全性が高いと言える。
普通に吸うぶんには安心・安全だな
販売価格・値段について
製品名 | 販売価格(税込) |
---|---|
The Third IZUMI(1箱) | 440円 |
The Third IZUMI(10箱) | 3,960円(定期便の場合) |
ザサードイズミの販売価格は、1箱440円となっている。
旧型アイコスでは、1箱418円がノンニコチンスティックの相場だったが、アイコスイルマに対応するために、製造工程が複雑になったからか、若干値段の相場が上がっているようだ。
まあ、アイコスイルマに対応しているノンニコチンスティックとしては、平均的な販売価格なので、価格に関しては妥当だと思っていいだろう。
定期便の場合は1箱あたり396円と結構安くなるぞ
The Third IZUMI(ザサードイズミ)の口コミや評判をcheck✔
- ザッサードイズミ試してみたけど、ほんのり苦味があるがクセになる味わいだな
- カプセルを潰すとしっかり刺激があるので、かなり満足してる
- たばこの代わりと思って試したけど、今んとこ3週間ぐらい我慢できてる
- たばこスティックの代わりとして吸ってるけど、経済的にもありがたい
- ザサードイズミの吸いごたえの無さ。何なんだ
- The Third IZUMI。たまに反応しないんだけど
- ザサードイズミ欲しいのに、ファミマはどこにも売ってない…
- すぐに煙がでなくなるし、まずい
ザサードイズミを吸って見る前に、口コミや評判につい調べてみたが、賛否両論といったことろ。
もちろん、「美味しい」や「吸いごたえがある」などの好意的な意見もあるが、それと同じぐらい「吸いごたえが無い」や「煙が出ない」など、否定的な意見を見かける。
まあ、そもそも加熱式たばこでは無く、茶葉のスティックなので真正面から比べるのは可哀想な気もするが、「反応しない」みたいな製品として成立していない声があるのはいかがなものかと…
無茶苦茶評判がイイって訳ではなさそうだな
The Third IZUMI(ザサードイズミ)全種類をレビュー
今回は、ザサードイズミをレビューするにあたり、奮発して全種類のフレーバーを購入してみた。(1箱440円なので私でも買えるww)
パッケージデザインは、フレーバーによって色が分けられており、間違えることは無いだろう。全体的に派手目なのででコンビニなどでも結構目立つと思う。
茶葉スティックを取り出してみると、こんな感じ。表面にはThe Third IZUMIのロゴと裏面にはカプセルの位置が3のマークとともに記されているようだ。
どうやってアイコスイルマに対応したのか気になり、茶葉スティックを分解してみると、上記の画像のように。
テリアやセンティアみたいな構造なのかな?と思っていたが、[ブーストカプセル/フィルター/茶葉/サセプター(誘導体)/フロントカバー]と、想像していたよりも複雑な構造になっており、茶葉で満足できる吸い心地を実現するための試行錯誤を垣間見ることができる。
まあ何にせよ吸ってみないことには話にならないので、ここからは実際にザサードイズミを吸っていってみよう。デバイスに関しては、アイコスイルマシリーズなら何でもいいのだが、一番安いワイコスイルマワンで試してみることに。
リッチ・レギュラー
まず最初に、唯一のレギュラータイプであるリッチ・レギュラーから吸っていくことに。
公式での説明でのキャッチコピーは「濃厚で華やかな香り広がる新定番」となっており、バニラレギュラーの香りがするとのこと。
実際に吸ってみると、バニラの香りなのか?茶葉スティックにしてはスモーキーさは演出されているが、紅茶の葉っぱを吸っている感がかなり強い。
吸いごたえの面でも、刺激があるわけでないので、どうしても弱めに感じてしまうのが難点。
まあ、余程メンソールが苦手じゃない限り、個人的にはメンソール系を吸った方が無難だと思う。
エメラルド・ミント
お次は、エメラルド・ミント吸っていってみよう。
公式のキャッチコピーは「清涼感のあるスッキリした味わい」となっており、ミントの爽やかな香りを期待することができる。
実際に吸ってみると、若干のクセはあるもののミントと紅茶の味わいがマッチし、バランスのいいまとまりのある味わいに感じる。メンソール感はそれほど強くなく、弱メンソールの部類だが、ほんのりと冷涼感もあるので満足度は高い。
ミント自体のクセが苦手な人には向かないが、ミント好きならオススメできるフレーバーだと思う。
ブラック・メンソール
次に吸っていくのは、大本命のブラック・メンソール。
公式のキャッチコピーは「溢れ出す強メンソールの香り」となっており、強メンソールタイプのフレーバーで吸いごたえには期待ができそうだ。
実際に吸ってみると、紅茶の香りとともに、強めのメンソール感が喉を刺激し通り抜けていく。キンキンタイプのメンソールではなく、ガツンとくるメンソールのイメージ。
ただ、しっかり目のメンソールなのは確かだが、本家たばこスティックの強メンソールと比べると弱いように感じるので、生粋の強メンソール好きには物足りないかもしれない。
まあ、ザサードイズミでは、一番吸いごたえがあるので、吸いごたえを重視する人は、ブラック・メンソールを選んでおけば間違いないだろう。
ブライト・ブルーベリー
次に吸っていくのは、フレーバータイプのブライト・ブルーベリー。
公式のキャッチコピーは、「甘酸っぱさX清涼感でフルーティ満載」となっており、ブルーベリーの甘酸っぱい香りを思う存分楽しめるフレーバーだろうと想像をすることがきる。
実際に吸ってみると、茶葉の香りとブルーベリーの香りが絶妙に合わさり、茶葉スティックとしては無茶苦茶吸いやすい味わいになっている。メンソール感が弱く吸いごたえの面ではいまいちだが、それを補って余りある吸いやすさだと思う。
茶葉スティック特有のクセが苦手で、吸いやすい茶葉スティックを探しているなら、ブライト・ブルーベリーがオススメだ。
ディープ・メロン
最後にAmazon限定フレーバーのディープ・メロンを吸っていってみよう。
公式のキャッチコピーは、「爽やかな香りと甘さの昔懐かしい味」となっており、何やらメロンソーダの香りを楽しめるらしい。
実際に吸ってみると、想像していたよりもメロンソーダで驚いてしまう。正直、Amazon限定だしちょっとした変化球を販売しましたって感じだと思っていたが、しっかりとした完成度でメロンソーダの味わいを実現している。
メンソール感はかなり少ないが、甘めのフレーバーが好きな人なら、一番ありなフレーバーかもしれない。
The Third IZUMI(ザサードイズミ)の評価
- たばこスティックより安い
- ニコチンゼロ
- 満足できる吸いごたえでは無い
- 反応しないスティックは確かに存在する
スッキリした味わい
加熱方式が変わったからなのか、旧型の時よりも全体的にスッキリした味わいに仕上がっており、茶葉スティック特有のクセみたいなのは少ないように感じた。
特に、ブライト・ブルーベリーやディープ・メロンなどの完成度は高く、茶葉スティックを吸っているとは思えないほど。
まあ、普段からたばこスティックを吸っている人が美味いかどうか?と言われたら微妙なところだが、不味くて吸えないって人は少ないんじゃないだろうか?
吸いごたえは妥協できるレベル
吸いごたえに関しては、ギリギリ妥協できるレベル。ぶっちゃけ、むかしのザサードの方が吸いごたえに関しては上だと思う。
加熱方式が変わり、雑味が少なくなったからなのか?正直、ブラック・メンソールぐらいしか、吸いごたえがあるとはお世辞にも言えない。
口寂しさを紛らわすために吸うぐらいなら問題ないが、ガツンとした吸いごたえを求めている人は、少し物足りないかもしれない。
反応しないスティックがある
口コミや評判でも多かった、「すぐ煙が出なくなる」に関しては、実際に私も何度か出くわしている。
恐らく、ザサードイズミ内部にある金属片に反応しなくなり起こる現象だが、互換品だから仕方がないと諦めるしかなさそう。
まあ、スティックを刺しなおせば、再度加熱できるので、問題ないと言えば問題ないが、残念な気持ちになるのは間違いない。
The Third IZUMI(ザサード イズミ)はどこで売ってる?販売店情報
- 公式オンラインショップ
- Amazon
- Yahoo!ショッピング
- 楽天
- コンビニ
- ドン・キホーテ
- ドラッグストア
「ザサードイズミを試したい!」となれば、一体どこで買えるのか?がきになるはず。
ザサードイズミの販売店は、公式オンラインショップをはじめ、AmazonやYahoo!ショッピングなど大手ECショッピングモールに公式が出店しており、ネットでの購入の選択肢は多い。
さらに!実店舗でも、コンビニをはじめ、ドン・キホーテやドラッグストアなど、販売網はかなり充実していると言えるだろう。
The Third IZUMI(ザサードイズミ)まとめ┃こんな人におすすめ
- イルマ対応のたばこスティックを探している
- たばこスティックを吸う量を減らしたい
- 喫煙のランニングコストを抑えたい
今回は、The Third IZUMI(ザサードイズミ)について、詳しく紹介してみた。
個人的には、たばこスティックを完全に辞めて、茶葉スティックに切り替えるのは、まあ無理だと思うが、何本に1本ぐらいなら耐えれそう。
たばこスティックと比べると販売価格も安いし、気になるなら挑戦してみるのは全然ありだと思う。
も少し吸いごたえがあればな
コメント