BAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン)から、新しい加熱式たばこglo hyper X2(グローハイパーエックスツー)の販売が再開された。
販売開始されすぐに、デバイスのアップデートを理由に販売を延期してしまったが、ようやく手に入れることができるようになった。
そうなってくると気になるのが、「これまでと何が違うのか?」「買った方がいいのか?」じゃないだろうか?
あらかじめ情報をお伝えしておくと、「ボタン2つあるのが便利」や「デバイス熱くなりすぎ」1など、口コミや評判は賛否両論と言ったところ。
ってことで今回は、gloの新型デバイス『グローハイパーX2』について、詳しく紹介していこうと思う。
- グローハイパーX2を使った人の口コミや評判
- グローハイパーX2の詳しいレビュー
- グローハイパーX2を実際に使ってみた評価
グローハイパーX2か楽しみだな
glo hyper X2(グローハイパーエックスツー)とは?
グローハイパーX2は、BAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン)から、新しく販売される加熱式たばこデバイス。
より強い吸いごたえを求めるユーザーの声に答えるべく、太いたばこスティックを使用し、満足できる吸いごたえを実現したグロハイパーシリーズ。そんなグローハイパーシリーズの最新デバイスが、この『グローハイパーX2』ってわけだ。
グローハイパーX2は、これまでのグロハイパーシリーズからデザインを大きく一新。よりスタイリッシュデザインとなり、旧型のグロハイパープラスと比べると、サイズが13%小さく、重量も7%軽くなっている。
さらにLEDディスプレイや加熱ボタンを2つ搭載、他にも開閉シャッターなど、ユーザービリティも向上し、加熱式たばことして使いやすいデバイスに進化!
まさしく、グローハイパーX2は、グロハイパーシリーズの最終形態と言っても過言ではないだろう。
glo hyper X2(グローハイパーエックスツー)これまでとの違い
デバイス本体 | glo hyper X2 | glo hyper+ | glo hyper |
加熱温度 | 通常モード: 250℃ ブーストモード: 270℃ | 通常モード: 250℃ ブーストモード: 270℃ | 通常モード: 250℃ ブーストモード: 260℃ |
加熱時間 | 通常 20秒 ブースト 15秒 | 通常 20秒 ブースト 15秒 | 通常 20秒 ブースト 15秒 |
使用時間 | 通常 4分 ブースト 3分 | 通常 4分 ブースト 3分 | 通常 4分 ブースト 3分 |
充電時間 | 約180分 | 約210分 | 約90分 |
連続使用回数 | 約20回 | 約20回 | 約20回 |
重量 | 約102g | 約111g | 約106g |
サイズ | 高さ77.5mm 横幅43.3mm 奥行き21.4mm | 高さ83mm 横幅46mm 奥行き22mm | 高さ82mm 横幅43mm 奥行き21mm |
グローハイパーX2をレビューしていく前に、ざっくりとグローハイパーX2の商品概要をみておこう。
基本的なスペックは、これまでのグロハイパーシリーズと大きくは変わらない。
もちろんフル充電で20本吸うこともできるし、加熱温度(250℃/270℃)や加熱時間(20秒/15秒)は同じで、変わったのは充電時間がグローハイパプラスと比べると少し短くなっているぐらい。
こうやって表だけを見てみると、「他のグローハイパーシリーズと何が違うのか?」は分かりにくいと思う。しかし、実際は加熱式たばことして、かなり進化している。
それじゃあ、何が違うのか詳しく見ていこう
glo hyperシリーズ史上最もコンパクト
グローハイパーX2の最大の特長は、これまでのグローハイパーシリーズ史上最もコンパクトなデバイスと言うことだろう。
やはり持ち運ぶことが多い加熱式たばこデバイス。出来ることなら、より小さくより軽い方がユーザーとしてはありがたい。
小さく軽くなったグローハイパーX2なら、どこに行くのでも快適に持ち運べることができるはず。
2つの加熱ボタンを搭載
これまでのグロハイパーシリーズの加熱は、加熱ボタンを長押しすることで、ブーストモードに切り替えていたが、間違えて通常モードで吸ってしまうこともしばしば。
グローハイパーX2になり加熱ボタンが2つになってことで、自分が吸いたい加熱モードを間違えることなく、最大限にたばこスティックを楽しめるようになっている。
デザイン性の高い開閉シャッター
これまでの加熱式たばこは、開閉シャッターを直接開け閉めすることが当たり前だったと思う。
グローハイパーX2は、これまで見たことが無い、デザイン性の高い開閉シャッターを搭載。指の動きに合わせてスライドするので、快適にたばこスティック差し込んだり、取り出したりすることが可能だ。
LEDディスプレイ搭載
gloのLEDランプと言えば、デバイスの中央に設置されいることが当たり前だったし、これにより困ったことも特に無かった思う。
しかし、グローハイパーX2はLEDライトを上部に設置することで、電池残量ひと目で確認できるようになり、充電の有無の確認をより快適にできるようになっている。
スタイリッシュなデザイン
これまでのグローハイパーシリーズでも異なる素材を組み合わせたデザインは度々見かけたが、グローハイパーX2では、マットとメタリックの2つの異なる素材を組み合わせることにより、より高級感のあるスタイリッシュなバイカラーのデザインに。
製品梱包にプラスチック不使用
製品自体には関係無いが、グローハイパーX2に製品梱包はプラスチックを一切使わず、紙のみでコンポされている。
「A Better Tomorrow (より良い明日)」を築くことを目標としている、BATらしい配慮が見て取れる。
環境にまで配慮しているのか
glo hyper X2(グローハイパーエックスツー)値段/販売価格
製品名 | 販売価格(税込) |
---|---|
glo hyper X2 | オンラインショップ:1,480円 実店舗:1,980円 |
グローハイパーX2の販売価格は、オンラインストアが1,480円、コンビニやたばこ販売店などの実店舗が1,980円となっている。
500円ほどオンラインショップが安くなっているが、オンラインショップで購入する場合は送料(570円)が必要なので実質2,050円。まあ、ほぼほぼ同じと思ってくれていい。
この販売価格は、これまでのグローハイパープラスシリーズの販売価格と比べると、少し高い値段設定となっているが、他の加熱式たばこデバイスと比べるとまだまだ安く、許せる販売だと思う。
まだお得感はあるな
どんな色があるの?カラーバリエーション一覧
- ミントブルー
- ブラックレッド
- メタルブラック
- メタルオレンジ
- ホワイトゴールド
- メタルブルー
- カーキオリーブ
グローハイパーX2のカラーバリエーションは、2色の新色が追加されて現在7色を展開。
ただし、コンビニで販売されるのは、基本的にミントブルーとメタルブラックの2色のみなので、他のカラーが欲しい場合は、コンビニ以外の購入方法を検討する必要があるようだ。
たばこスティックについて
たばこスティック一覧
- クール・エックス・ネオ・モヒート・ベリー・メンソール
- クール・エックス・ネオ・ベリー・ベリー・メンソール
- クール・エックス・ネオ・マックス・メンソール
- クール・エックス・ネオ・フレッシュ・メンソール
- ネオ・フレスコ・メンソール
- ネオ・フリーズ・メンソール
- ネオ・ブリリアント・ベリー
- ネオ・トロピカル・スワール
- ネオ・パイナップル・ベリー・ミックス
- ネオ・メロン・シトリック・ミックス
- ネオ・タバコ・オーク
- ネオ・テラコッタ・タバコ
- ケント・ネオスティック・トゥルー・リッチ・タバコ
- ケント・ネオスティック・トゥルー・タバコ
- ケント・ネオスティック・トゥルー・リッチ・メンソール
- ケント・ネオスティック・トゥルー・メンソール
- ケント・ネオスティック・トゥルー・ベリー・ブースト
- ケント・ネオスティック・トゥルー・リッチ・クリア
- ケント・ネオスティック・トゥルー・リッチ・グリーン
- ラッキー・ストライク・メンソール
- ラッキー・ストライク・ベリー・メンソール
- ラッキー・ストライク・ダーク・タバコ
- ラッキー・ストライク・リッチ・タバコ
- ラッキー・ストライク・ダーク・メンソール
- ラッキー・ストライク・ダーク・イエロー・メンソール
グローハイパーX2のたばこスティックは、これまでのグローハイパーシリーズと同じく太いたばこスティックを使用する。
全25種類のたばこスティックが販売されており、豊富なバラエティーから好みのたばこスティックを選ぶことが可能だ。
シリーズ | 販売価格(税込) |
---|---|
neo(9種類) | 540円 |
KOOL x neo(4種類) | 520円 |
KENT(5種類) | 500円 |
LUCKY STRIKE(6種類) | 450円 |
glo hyper X2(グローハイパーエックスツー)の評判や口コミをチェック✔
グローハイパーX2を使って見る前に、評判や口コミについて調べてみたが、ぼちぼち好評といったところ。良い評判や口コミも多いが、もちろん悪い評判や口コミもある。
そこで、どんな評判や口コミがあるのか?少し詳しく紹介していくので購入のさいの参考にしてみて欲しい。
良い評判と口コミ
【評価:】
グローハイパーX2のデザイン無茶苦茶カッコイイじゃん!!ツーバイカラーになってるし、男心くすぐるカラーも多い。
【評価:】
グローハイパーX2は、これまで使ってたグローハイパープラスより小さくなったみたいで、握りやすくて丁度いいかも
【評価:】
グローハイパープラスからグローハイパーX2に買い替えたけど、大変満足している。
価格は少し上がったけど、納得できる買い物だった。
【評価:】
グローハイパーX2の加熱ボタンが2つ搭載されたのは、普通に嬉しい!
これまで、ブーストモードで吸おうと思っても、気づいたら通常モードで吸ってしまうなんてことがよくあったし。
【評価:】
グローハイパーX2がはじめてのgloだけど、かなり吸いごたえある。アイコスは高いし、これは乗り換えかもな。
良い評判や口コミについては、「ボタンが2つになって便利」や「デバイスが小さくなった」など、これまでのグローハイパーシリーズから進化した点を、ユーザーから評価されているようだ。
機能面に関しては大幅な変更はされていないものの、デザイン性は間違いなく向上しているので、肌見放さず持ち運びデバイスだからこそ、新しいグローハイパーX2を購入してみてもいいかもしれない。
悪い評判と口コミ
【評価:】
これまでのグローハイパーは安かったから、glo hyper X2は高く感じる…
一応買ってみたけど、別に買わなくてもよかったかなって感じ
【評価:】
新しいグローハイパーX2が登場したみたいだけど、アイコスイルマは掃除しなくていいのに、gloはまだ掃除が必要なのか。掃除しなくていいようになったら買ってあげないこともない
【評価:】
生粋のグロー派なんだけど、1,000円増しの価値はグローハイパーX2には無いかな
そのうち安くなるだろうし、今は買う必要なし
【評価:】
グローハイパーX2は、デバイス熱くなりすぎ!設計ミスなのか?
逆に、悪い口コミや評判に関しては、「価格が高い」や「デバイスが熱くなる」、「まだ掃除が必要なのか」など、辛辣な意見が並んでいる。
まあ、全体的な印象としては、便利にはなっているが、デバイスの販売価格が高くなったぶんの割には合わないって感じなのかな。
ただし!現状は、ゴリゴリのグロハイパーユーザーしか購入していない印象なので、コンビニでの販売が開始され、もう少しユーザーが増えると、全体的な評判は変わってくるとは思う。
基本的にはデザインが変わっただけだしな
glo hyper X2(グローハイパーエックスツー)を徹底レビュー
少し前置きが長くなったが、ここから実際にグローハイパーX2をレビューしていく。
まずパッケージを見てみると、これまでのgloデバイスと比べるとシンプルなデザインになっている。
開封してみると…なるほど。製品梱包はプラスチックを一切使わずとあったが、厚紙みたいな素材で梱包しているようだ。
同梱内容
- glo hyper X2デバイス
- クリーニングブラシ
- USBケーブル
- 説明書など
グローハイパーX2キッドの同梱内容は、こんな感じ。これまでと同様、ACアダプターは付属されていないようだ。
もし、ACアダプターを持っていない場合は、別途購入する必要があるので、注意しておいて欲しい。
デザイン
まず正面から見てみると、これまでのグローハイパーシリーズでは正面にあった、ボタンとLEDランプが無くなり、かなりシンプルかつスタイリッシュな佇まいに。
サイドパネルは、メインボディとは違ったメタル素材になっており、デザインがギュッと引き締まってみえる。
加熱ボタンは、USBタイプC端子と同じサイドに配置変更され、ブーストモード専用ボタンと通常モード専用ボタンの2つを配置。
ちなみに、上に位置している小さいボタンがブーストモード加熱ボタンで、下に位置する小さいボタンが通常モード加熱ボタンとなっている。
上部にLEDランプを配置変更され、どれくらい吸えるのか?や充電残量が確認しやすい位置に。
たばこスティク差込口がシャッター式となり、ガジェットっぽくなり、なんだかワクワクしてしまう仕様にw
ちょっと画像じゃ分かりにくいが、取手みたいなのをスライドさせると、シャッターが開閉する仕組みになっている。
底部のクリーニングドアの位置は同じだが、外すのにクリーニングブラシの背面を差し込み回す構造に変更されている。
グローハイパープラスとの比較
グローハイパープラスから、サイズが13%小さく、重量が7%軽くなっているとのことなので、実際に比較してみた。
サイズは、劇的に小さくなっているわけじゃないが、全体的に一回り小さくなっていることが分かる。重量に関しては、7%(111g⇒102g)軽くなっているが、持ち比べてやっと分かる程度。
使い方
- スライドさせてシャッターを開きスティックを挿入
- 通常モード/ブーストモード、ボタンを長押し
- デバイスが振動すれば、喫煙開始
- もう一度デバイスが振動で、ラスト10秒
- 吸い終わったらスティクを取り出し、シャッターを閉める
グローハイパーX2の使い方は、ボタンの配置やシャッターの構造が変わっているだけで、基本的に操作方法は同じ。
自分が吸いたい加熱モードのボタンを長押し、加熱完了すれば吸うことができる。
普段から加熱式たばこを吸っているなら迷うことは無いだろう
glo hyper X2(グローハイパーエックスツー)を吸ってみた評価と感想
小さくて軽いは正義
数字で比べると、グローハイパーX2はグローハイパープラスより、劇的に小さくなったり、軽くなった訳では無い。しかし、実際に使っていると、思ったよりも小さく軽くなっていることを感じる。
小さい変化だが、これから使用していく時間のことを考えると、大きなストレスを軽減してくれるかもしれない
利便性はかなり向上
ボタンを増やしたり、LEDライトを上部に配置したりと、デザインを一新したおかげで、利便性はかなり向上していると思う。
これまで長押しの時間で切り替えていた加熱モードも間違えなくなったし、喫煙中でも自然と、あとどれくらい吸えるのかを確認できるのは本当に便利。
むしろ、なぜ今までこの配置にしなかったのか?疑問に思うくらい便利だ
当たり前だが吸いごたえや味わいは変わらず
当たり前だが、加熱温度やスペックは変わらないので、吸いごたえや味わいは、これまでと全く同じとなっている。
まあ、ユーザーの満足度も高いみたいだし、グローハイパーシリーズとしては、この吸いごたえと味わいが正解と言うことなのだろう。
充電時間が長い
グローハイパーX2の充電時間は約180分と現行のグローハイパープラスと比べ、約30分ほど短縮されたが、正直まだまだ長い。
むしろ、グローハイパーは約90分だったし、グローハイパープラスも初期ロットは約90分だった過去があるぶん、価格設定を上げたなら充電時間を最低でも約90分にして欲しかったのが本音…
デバイスが高温になる
デバイスを小さくした弊害なのか?たばこスティクを加熱すると、本体が熱くなってしまう。
特にメタル素材のサイドパネル部分は、持てないほどじゃないが、大丈夫かな?と心配になるぐらい高温になるので、この点に関しては普通に不満を感じる。
恐らく、販売を延期した理由は「デバイスが高温になる」これだったのだろう。アップデートされたデバイスでは、ほんのり温かくなる程度で、本体が熱くるのは改善されている。
まあ、アップデート前は3回ぐらい連続で吸うと、温度以上で吸えなくなっていたので、改善されて当たり前だと思う。
あらためて掃除は面倒
gloデバイスの構造上、仕方ないけど、やっぱり定期的に掃除をする必要があるのは、まあまあ面倒…
最近の加熱式たばこデバイスは、アイコスイルマにしろプルームXにしろ、ほとんど掃除する必要が無いので、グローハイパーX2を使い続けていくうえで、個人的には結構なデメリット。
実は、グローハイパープラスのとき、掃除するのが嫌すぎて新しいデバイスを買ったことがあるww
glo hyper X2(グローハイパーエックスツー)どこで購入できる?販売店一覧
『glo hyper X2』販売開始情報
- gloストア:9月20日~
- glo & VELO オフィシャルオンラインショップ:9月20日~
- コンビニ/たばこ販売店:9月30日~
ここまで読んでくれた方は、グローハイパーX2の魅力について分かって貰えたと思うが、次に気なるのは一体いつ販売開始されるのか?だだし!少しややこしいので注意して欲しい。
7月25日からgloストアとオンラインショップで販売開始されたグローハイパーX2だが、デバイスのアップデートを理由に現在は販売を中止している。
gloストアとオンラインショップが9月25日から販売再開され、コンビニやタバコ販売店は9月30日から販売開始されている。
glo hyper X2(グローハイパーエックスツー)┃まとめ
- コンパクトで持ち運びに便利
- やっぱり安い
今回は、グローハイパーX2について詳しく解説&レビューをしてみた。
まあ、スペックに変化こそ無いが、デザインは今回のグローハイパーX2が一番好み。多少販売価格が高くなっているが、現在グローハイパーシリーズを使用している人なら、利便性を考慮すると買いなのは間違いないだろう。
グローハイパーシリーズを吸っている方はもちろん、他の加熱式たばこを吸っている人も一度試してみる価値はあると思う。
コンビニで販売開始されたら、もう一台買うぞ
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