BAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン)から、新しい加熱式たばこデバイス『glo hyper pro(グローハイパープロ)』の販売が開始された。
gloから新型デバイスが販売開始されたとなれば、「これまでと何が違うのか?」「買った方がいいのか?」など、気になっている人は多いんじゃないだろうか?
ってことで今回は、グローハイパープロについて、口コミや評判を調査し、実際に使ってみて評価していこうと思う。
『glo hyper pro(グローハイパープロ)』は「今までの加熱式を超えていく。」のコンセプトのもと、開発された新型加熱式たばこデバイス。
グローハイパーシリーズは、初代グローハイパーが販売されてから、グローハイパープラス、グローハイパーX2、グローハイパーエアーと、より良い体験を追求し、進化を続けてきた。
そんなグロハイパーシリーズの進化の先、究極体とも言って過言ではないデバイス。それこそが今回のグロハイパープロと言っても過言ではない。
なぜなら、新加熱技術をはじめ、ディスプレイ搭載やダイアル式の加熱モードの選択など、思いつく限りの全てを変更&改善したんじゃないかと思うほど進化している。
販売開始前からその期待は高く、事前に行われた1,000台限定の予約販売では、即売り切れとなり、買えない人が続出したほどだった。
そんなグローハイパープロが一般販売開始されたとなれば、グローユーザーはもちろん、普段グローを使っていない人も注目しておいて損はないだろう。
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| glo hyper pro |
glo hyper air | glo hyper X2 | glo hyper+ |
---|
主な特長 | 新ヒートテクノロジー搭載。今までの加熱式を超える加熱式。 | 先進テクノロジーが叶えた、驚きの軽さと、抜群の満足感。 | ブースト専用ボタン搭載。洗練された新世代デバイス。 | お好みの色の組み合わせを楽しめるデバイス。 |
加熱時間 | 通常 20秒 ブースト 15秒 | 通常 30秒 ブースト 20秒 | 通常 20秒 ブースト 15秒 | 通常 20秒 ブースト 15秒 |
使用時間 | 通常 4分30秒 ブースト 3分 | 通常 4分 ブースト 3分 | 通常 4分 ブースト 3分 | 通常 4分 ブースト 3分 |
充電時間 | 90~100分 | 約120分 | 約180分 | 約210分 |
連続使用回数 | 約20回 | 約20回 | 約20回 | 約20回 |
重量 | 約90g | 約75g | 約102g | 約111g |
サイズ | 高さ97mm 横幅37mm 奥行き21mm | 高さ97.3mm 横幅47.1mm 奥行き12.5mm | 高さ77.5mm 横幅43.3mm 奥行き21.4mm | 高さ83mm 横幅46mm 奥行き22mm |
上記は、現在販売されているグローハイパーシリーズ全デバイスのスペック比較表。正直この比較表だけを見ても、喫煙時間が伸びたこと、充電時間が短くなったことぐらいしか分からない。
しかし!グローハイパープロの進化は、スペック表のうえだけでは分からないことが多く、「これまでと何が違うのか?」については、少し分かりにくいと思う。
ただし、詳しくグローハイパープロの特長を見ていくと、実際には加熱式たばことして、かなり進化していることが分かるはずだ。
グローハイパープロは、gloデバイスで初となるディスプレイを搭載し、充電状況、トラブルシューティングの表示から、セッションの進行状況まで、デバイスの状態が表示されるように。
ディスプレイも、AMOLED ディスプレイ(アクティブマトリクス方式有機 EL ディスプレイ)を採用することで、カラーで表示で、デバイスが今どのような状態なのか?一目見るだけで、分かるようになっている。
グローハイパーシリーズでは、これまで加熱モードの選択はボタンの操作で行ってきたが、グローハイパープロでは加熱モードの選択をダイアル式に変更。
ダイアルを回すだけで好みの加熱モードを選択でき、スタンダードとブーストという、満足感を提供する 2 つのモードから選ぶことができるようになっている。
グローハイパープロでは、新加熱技術『HEATBOOSTテクノロジー』を搭載。
これについては、詳しい情報は開示されておらず、加熱温度が上がったのか?加熱方法が変更されたのか?知ることはできないが、とにかく「より高い満足感を目指した新しい加熱技術です。」とのことだ。
加熱式たばこで一番重要な、喫味や吸いごたえの面でも、進化していることは間違いないだろう。
製品名 | 使用時間 |
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グローハイパープロ | 通常 4分30秒 ブースト 3分 |
グローハイパーエアー | 通常 4分 ブースト 3分 |
グローハイパーX2 | 通常 4分 ブースト 3分 |
グローハイパープロでは、喫煙できる時間がこれまでの4分から4分30秒と、これまでより30秒長く喫煙を楽しめるように変更されている。(ブーストモードは変更無し)
味わいが最後まで持続されるかも気になるが、とにかく喫煙できる時間が伸びるのは喜ばしいことなんじゃないだろうか?
製品名 | 販売価格(税込) |
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グローハイパープロ | 3,980円 |
グローハイパーエアー | 1,980円 |
グローハイパーX2 | 1,980円 |
グローハイパープロの販売価格は3,980円と、これまでのグローハイパーシリーズと比べて、高めの値段設定となっている。
機能面が盛りだくさんに追加されていたので、1,980円は厳しいかと思っていたけど、まさか3,980円とは…正直ちょっと高すぎるんじゃないかと。
まあ、そのうち割引キャンペーンが開催されると思うので、タイミングを見計らって購入するのもありだと思う。
グロハイパープロのデバイスカラーは[ラピス・ブルー/オブシディアン・ブラック/ルビー・ブラック/ジェイド・ティール]の4色展開となっている。
グローハイパーシリーズのカラー展開としては少なめだが、これだけ選択肢があれば、十分と言えば十分。
オンラインストアでは全色購入することが可能だが、コンビニでは[ラピス・ブルー(1月5日から)/オブシディアン・ブラック(1月5\29日から)]のみの展開となるので注意しておこう。
グロハイパープロで吸えるたばこは、これまでのグローハイパーシリーズと同じ、太いたばこスティックを使用する。
現在、グローハイパー用たばこスティックは、全24種類販売されているため、グロハイパープロを購入すれば、豊富なフレーバーの中から、好みのたばこスティックを見つけることが可能だ。
シリーズ | 販売価格(税込) |
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ネオ | 500円 |
クール | 500円 |
ケント | 450円 |
ラッキーストライク | 400円 |
グローハイパープロを使ってみる前に、口コミや評判を調べてみたが、そこそこ好評のようだ。そこで、どんな口コミや評判があるのか?少し詳しく紹介していくので、購入のさいの参考にしてみて欲しい。
やはり、これまでのグローハイパーシリーズと比べ、大幅に機能が追加されたからなのか、ディスプレイのや、ダイアル式の加熱モード選択など、デバイスが便利になった点に満足している人が多いよう。
さらに、新加熱技術『HEATBOOSTテクノロジー』による、喫煙の満足度も上がっているようで、加熱式たばこデバイスとして、再評価されている印象。
まあ、便利になったうえ、吸いごたえもアップしているとなれば、ユーザーがグローハイパープロを評価するのが当たり前と言えば当たり前な気もする。
ただ、「販売価格が高すぎる」や「吸いごたえがあまり変わっていない」など、一定数はグローハイパープロに不満を持っている人もいるみたい。
価格面に関しては3,980円と、これまでのグローハイパーシリーズと比べると大幅に高くなってしまっているため、不満に思ってしまう気持ちも理解できる。
ただ、進化した部分を見れば納得できる販売価格だと思うので、「高すぎる」と思っている人は、何が進化したのか?よく比較してから購入するといいだろう。
少し前置きが長くなったが、ここから実際にグローハイパープロをレビューしていく。
まずパッケージを見てみると、デバイスカラーに合わせたカラーリングがされており、デバイスのプリントも立体的になっていたりと、最近のgloデバイスと比べると凝ったデザインになっている。
開封してみると…グローハイパープロがお目見えする。これまでのグローハイパーシリーズと同じく、製品梱包はプラスチックを一切使わず、環境に配慮した梱包のようだ。
グローハイパープロの同梱内容は、[glo hyper proデバイス/クリーニングブラシ/USBケーブル/説明書]となっており、これまで同様、ACアダプターは付属されていないようだ。
もし、ACアダプターを持っていない場合は、別途購入する必要があるので、購入前に確認しておくといいだろう。
まず、正面からグローハイパープロを見てみると、gloのロゴが刻印されているだけで、シンプルなデザイン。
デバイスの形状も、これまでのgloのデバイスには無かった、長方形となっており、これまでよりも持ちやすくなった印象だ。
裏面は、認証マークなどが邪魔にならない程度にうっすらと記載されているだけのようだ。デバイスの質感もメタリック素材で高級感があるので、デザインはシンプルな方が合うのかもしれない。
デバイスの上部は、ダイアルと、たばこスティック差込口が設置されており、ダイアルを回すことで、[電源オフ/通常モード/ブーストモード]を選択することができる。
たばこスティック差込口のシャッターも、ダイアルと連動して開閉する仕組みとなっており、単純にギミックとしても面白い。
サイドにディスプレイとボタンを配置されており、ダイアルも含め、片手でも操作するように設計されている。
ディスプレイに関しては、ただの液晶ではなく有機ELとなっているため、加熱式たばこデバイスとは思えないほど、カラー表示&綺麗にデバイスの状態が表示される。
底部には、お馴染みのクリーニングドアと充電端子が配置されている。
グローハイパープロとエアとX2のサイズを比較してみるとこんな感じ。横幅は37mmとグローハイパーが一番小さく、高さは97mmとグローハイパーエアとほぼ同じ、奥行きは21mmグローハイパーX2とほぼ同じとなっている。
重量は90gと、グロハイパーX2よりかは軽いが、グローハイパーエアよりかは重くなっているようだ。
グローハイパープロの使い方は、ダイアルを回し加熱モード選んだら、たばこスティックを挿入。ボタンを長押しすると、加熱が開始されるので、加熱完了すれば吸うことができる。
基本的に、ダイアルで加熱モードを選ぶこと以外は、これまでのグローハイパーシリーズと同じなので、グローハイパーを使ったことがある人なら、使い方に迷うことは無いだろう。
新加熱技術『HEATBOOSTテクノロジー』が搭載されたとのことで、吸いごたえの変化には期待していたが、劇的な変化は無く、若干アップしたかも?ぐらいの印象。
ただ、喫味に関しては、ひと吸い目からしっかりと、たばこ葉の味わいが出ており、間違いなく満足度は高くなっている。さらに、これまでのグローハイパーシリーズでは、喫煙の後半になると、味わいが落ちてしまう印象だったが、グローハイパープロになり、スタンダードモードの喫煙時間が伸びたのにも関わらず、喫煙の後半になっても、喫味がしっかり持続されるようになっている。(少しは落ちるけど)
ブーストモードでも試してみたが、ブーストモードの方が吸いごたえアップしているように感じたので、強めの吸いごたえを求めているなら、ブーストモードの方を試してみるといいかもしれない。
まあ、期待していた以上とまではいかないが、たばこスティック本来の実力を最大限に引き出せるようになったとは思う。
ディスプレイの搭載に関しては、無茶苦茶便利になったと断言していいだろう。
「加熱モードが今何なのか?」「あと何秒で加熱が終わるのか?」「残充電は何%なのか?」「あとどれくらい吸えるのか?」など、デバイスの状態で知りたいことを全てディスプレイで表示してくれるので、デバイスの状態で知りたいことを、一目で分かるようになっている。
これまでのグローハイパーシリーズでも、ライトの点滅の仕方や範囲でデバイスの状態を知ることはできたが、一度グローハイパープロのディスプレイに慣れてしまったら、元には戻れないかも。
スタンダードモードの喫煙時間が、4分から4分30秒になったのは、想像以上に嬉しいことだった。
たった30秒かと思っていたが、今までの喫煙にプラス、最後のひと吸いが増えるので、1本あたりの満足度が体感30%ぐらい増えているように感じるww
喫煙時間が伸びたのは、スタンダードモードのみだが、恐らくほとんの人はスタンダードモードで喫煙すると思うので、この恩恵を受けられる人は多いはずだ。
グローハイパープロには、機能や性能がかなり向上しているぶん、これまでのグローハイパーシリーズと比べて、3,980円と販売価格は高くなってしまっている。
個人的には、実際に使ってみれば、妥当な価格と納得できてはいるが、これまでが安かったぶん、「高い」って言う人の気持ちも分からないでもない。
ただ、逆に買わない理由として考えられるのは、価格面ぐらいなので、価格を気にしないって人は、買うべき理由しかないと思う。
たばこスティックの構造上、既に諦めてはいるが、グローハイパープロになっても、変わらず掃除は必要。
推奨される掃除頻度は20本に1回と、掃除の必要が無い加熱式たばこデバイスが増えている中、メンテナンスが面倒な加熱式たばこデバイスなのは間違いだろう。
出来るだけ掃除をしたく無い人には、向かない加熱式たばこデバイスだと言うことは知っておいた方がいいかもしれない。
ここまで読んでくれた方は、グローハイパープロの魅力について知って貰えたと思うが、次に気になるのは、いつどこで買えるのか?だと思う。
グローハイパープロの販売開始は、glo & VELO オフィシャルオンラインショップとAmazonが12月18日から、コンビニやたばこ販売店が年明けて1月5日からとなっているので、コンビニで買おうと思っている人は注意しておいて欲しい。
今回は、グローハイパープロについて、解説&レビューをしてみた。
これまでより、販売価格が高くなっているものの、喫煙時間の延長、充電時間の短縮、ディスプレイの搭載、新加熱技術、これだけ進化していること考慮すれば、買う価値は十二分にあるんじゃないかと。
グローハイパーシリーズを使っている方はもちろん、他の加熱式たばこを使っていても、一度試してみて欲しいデバイスだと思う。
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